院長ごあいさつ
この度は、こはや脳神経外科クリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。
院長の小早 徳正(こはや のりまさ)と申します。
私は鳥取大学医学部附属病院をはじめ、中国地方の各病院にて脳神経外科医として勤務の後、2002年に明石の大西脳神経外科病院に入職させていただきました。
脳神経外科は、脳腫瘍・くも膜下出血・脳内出血や脊椎脊髄疾患など従来からの脳神経外科疾患はもとより、近年は脳梗塞の治療および予防医療を担当する割合が増えている診療科です。
私もこのような脳疾患の治療に携わるようになり、特に大西脳神経外科病院入職後は更にその割合が増え、脳卒中の最先端医療を行いながら、いかに予防医療が重要であるかを痛感するに至り、神戸市垂水区にて脳神経外科クリニックを開院する事にいたしました。
日本は長寿大国であり、今後も高齢化していく事は明らかです。脳神経外科は、今後更に重要性が増してくる診療科であろうと考えております。
微力ながら、地域医療に貢献させていただきたい、そして脳疾患の予防に努め、健康で長生きしていただきたいと心から願っております。
今後共、何卒よろしくお願いいたします。
こはや脳神経外科クリニック
院長 小早 徳正
院長経歴
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学歴
- 兵庫県立星陵高等学校卒業(34回生;’82年卒)
- 鳥取大学医学部卒業
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職歴
- 鳥取大学医学部附属病院
- 野島病院
- 寺岡記念病院
- 松江生協病院
- 山陰労災病院
- 松江市立病院
- 国立浜田病院
- 大西脳神経外科病院
- 富永クリニック(富永病院) 等
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専門医
- 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
- 日本脳卒中学会脳卒中専門医
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所属学会
- 日本脳神経外科学会
- 日本脳神経外科コングレス
- 日本脳卒中学会
- 日本脳卒中の外科学会
- 日本脳血管内治療学会
- 日本脳ドック学会
- 日本磁気共鳴医学会
- 日本禁煙学会 等
院内紹介
院内マップ
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入り口
入り口は、垂水商店街に面しています。1階が当院の入り口です。
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待合室
落ち着きのある、ゆったりとした空間の待合室です。
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水槽
かわいらしい海水魚たちが皆様をお迎えします。
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中待合
診察直前、検査の合間などはこちらでお待ちいただきます。
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診察室
プライバシーに配慮された診療室です。大画面モニターで画像所見をご説明します。
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処置室
リクライニングソファに座って点滴を受けていただけます。
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相談室
ご家族の方とお話をさせて頂く際や認知症検査の際に使用します。
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生理検査室
頚部血管エコー、脳波検査などを行う部屋です。
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MRI室
Philips社製の3.0T(テスラ)MRIを導入しております。
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CT室
日立メディコ社製、マルチスライスCTを導入しております。
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更衣室
検査の際は、こちらの更衣室で検査着に着替えていただきます。
検査機器紹介
MRI:Philips Achieva 3.0T X
脳卒中を中心に脳・脊髄疾患の診断に必要不可欠なMRIは、現行臨床機としては最高位の超高磁場3.0T(3.0テスラ)装置を導入しました。MRIとは磁力(磁場)により体内を画像化する医療機器であり、磁場強度と共に成長を遂げています。磁場強度はテスラ(T)で表記しますが、1985年MRIの臨床応用が開始された時には0.5Tでした。その後徐々に高磁場装置へ移行し、現在では1.5T装置が中心となっています。数年前より大規模病院・研究機関を中心に3.0Tの超高磁場装置の普及が始まりつつあります。磁場強度が2倍になれば体内からの信号強度が2倍高くなり、3.0T装置は1.5T装置に比べて2倍画質が高いと言えます。1.5Tと同じ画質の検査をするのであれば、3.0Tでは半分の時間で可能となります。そこで3.0Tでは検査時間を短くした検査や画質を2倍にした超高分解能検査を行うことが可能です。
Philips Achieva 3.0T X による実際の画像
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頭部T2-WI
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頸椎T2/Axi
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全脊髄Sag
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腰髄T1&T2
CT:Hitachi ECLOS 4S
マルチスライスとは複数のスライスを同時撮影できることを表します。ECLOS 4は、4列マルチスライスCTであり、0.625㎜~5㎜厚のスライスを4枚同時に撮影します。これにより細密撮影や高速撮影が可能です。これにより小児の検査およびMRI検査が出来ない患者様での検査(CT血管造影や脳血流解析)が可能です。また日立製CTには日常診療に有用なソフト( fatPointer、riskPointer )が搭載されており、患者様に分かりやすく生活指導が行えます。
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超音波診断装置
超音波により体の内側の状態を調べる検査装置です。
当院では主に頸部(くび)の血管に対して使用します。頸部の血管とは、頸動脈や椎骨動脈のことです。動脈硬化や高度狭窄の進行の程度を詳しく知り、診断・治療に活かすことができます。 -
血圧脈波検査装置
動脈硬化の進行の程度(CAVI) 、下肢の血管の詰まり具合(ABI) を数値として調べる検査装置です。
CAVIが9.0以上になると心筋梗塞・脳梗塞のリスクが、ABIが0.9未満になると抹消動脈疾患のリスクが高いということになります。
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血管内皮機能検査機器
腕の駆血の前後の血管の太さの変化を測定し、初期の動脈硬化の発見、動脈硬化のリスクを調べることができる装置です。
特に、生活習慣病の疑いが強い方、運動不足の方、喫煙している方などにこちらの装置を使った検査をおすすめしております。 -
心電計
心臓の活動を電気信号として捉え、その変化を折れ線グラフにして記録する装置です。痛みなどのご負担は全くありません。
脳梗塞を引き起こす心房細動の不整脈も見つけることができます。
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脳波計
電極を頭部に貼り付け、脳の活動に伴う電気信号の変化を記録する装置です。
頭を強打したとき、頭痛・めまいなどの症状があるときに使用します。また、てんかんの診断にも使用しております。
脳活バランサー
見当識、注意力、計画力、空間認識力、記憶力などを測定し、認知機能の評価が受けられます。
脳トレのようにゲーム感覚で取り組んでいただけますので、ぜひ一度ご利用ください。